エール!(2014)

犬、牛、ウサギなど動物がたくさん出てきて、のどかな雰囲気で安心して観れる映画だった。ハリウッドでリメイクされた『コーダ あいのうた(2021)』は映画の緊張感を高めるために諸々変更されていてが、自分はオリジナルの方が好み。フランスの歌は歌詞が情熱的で性的な表現が多かった。それが性に奔放な家族や友人の個性につながっていて、設定に説得力が出たと思う。ハリウッド版の方は、ありのままの聴覚障害者を表現したいと思うがあまり、性的なエピソードを無理やり付け足した感があって過剰な演出に見えた。

ストーリー
フランスの田舎町で酪農を営むベリエ家は、高校生のポーラ以外、両親も弟も耳が聴こえないが、明るい家庭を築いていた。そんななか、ポーラは音楽教師に歌の才能を見出され、パリ行きを勧められて胸を躍らせるが、彼女なしでは生活できない家族に反対され…。       (U−NEXTより引用)

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