・静かな雰囲気の映画だった。だが劇中では、(静かさとは真逆な)違法行為や迷惑行為をする場面が繰り返し出てくる。歩道を車で走る、スプレーで街に落書き、犬連れ禁止の店に犬を持ち込んで店員と口論するなど。自分は普段ならこういうシーンがある映画は不快になることが多いが、この映画では不思議とそれが気にならなかった。登場人物もエキセントリックな人が多いので騒々しいかと思いきや、なんとなく安らぎさえ感じる。主人公や父親の家は自然豊かな場所にあるようで、窓から緑が覗くシーンが印象的だった。
ストーリー
真面目で内向的な38歳の独身男・オリヴァーは、ある日ガンに侵された75歳の父親からゲイであることを告白される。病と向き合い、新しい人生を謳歌する父親と距離が近づき始めた矢先、永遠の別れが訪れる。喪失感にとらわれる彼の前に、ある女性が現れ…。 (U−NEXTより引用)

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