映画

1960年代

わが命つきるとも(1966)

・主人公のトマス・モアは英国国教会を認めなかったことで死刑にされるけど、自身の著書『ユートピア』では自由と平等な国を理想としており、その国では宗教の自由を認めている。トマス・モアがユートピア国を礼賛してこの本を書いたかどうかは知る由もないが...
2010年代

ラストベガス(2013)

・ラスベガスの絶叫マシンが出てくる。ストラトスフィアタワーのX-Screamというアトラクションで、タワーの屋上展望台の上にあってシーソーのような動きをする乗り物。動きは単調だけど東京タワーより高いところにあるので、突風と景色がめちゃくちゃ...
2010年代

ホームカミング(2010)

・神社が無い地域の人たちが、ホームカミングをコンセプトに自分たちの祭りをつくろうとする映画・ホームカミングという祭りのアイディアについて監督が語るインタビューがネットにあった。そのインタビューの中で、綿摘み労働者の帰省を歓迎するシーンが出て...
1950年代

羅生門(1950)

・小説の羅生門をイメージしながら観始めた。そしたら全然違う話だったので混乱した・容疑者が、自分が不利になるような証言を嘘をついてまでするシチュエーションの映画は初めて観たので新鮮だった。他人を庇う目的で嘘の証言をする映画はあったような気がす...
1980年代

乱(1985)

・リア王をベースにした映画。日本国内では評価が低いらしいけど、落城シーンなどは迫力があるし一見の価値はある映画だと思うストーリー戦国時代を生き抜いてきた猛将・一文字秀虎は70歳を迎え、3人の息子に家督を譲る決心をする。長男には家督と一の城、...
2020年代

関心領域(2023)

・知識が無いと充分に楽しめない映画だった。検索したところ、『アウシュヴィッツのお針子』(2022)という本が映画の理解を深めてくれそうだったので読んでからもう一度観たいと思う・アカデミー賞音響賞を受賞した作品なのでぜひとも映画館で鑑賞したい...
1980年代

666号室(1982)

・ファスビンダー監督のインタビューが見たくて視聴した。商業映画よりアート映画を大事にしていることが確認できて為になったストーリーテレビやビデオの台頭などにより、もはや映画芸術は滅びゆくのではないか。そんな疑問を抱いたニュージャーマンシネマの...
1980年代

ベロニカ・フォスのあこがれ(1982)

・ベロニカ・フォスのモデルは実在したナチスの女優。実際に悪徳医師と関わって薬物で死亡したらしい。ナチスと深い関係の人間が、戦後どうなったかを知れる興味深い映画だった。劇中では老夫婦が戦争のトラウマ(トレブリンカ強制収容所にいた時の)が原因で...
1980年代

ローラ(1981)

・ファスビンダー監督だけど、同性愛要素は無く、突飛な登場人物もいなくて、自分的には物足りない映画だったストーリー第二次大戦から10年の経済復興のただ中にある西ドイツ。 地方都市の新任の建設局長、フォン・ボームは、ローラという一人の娼婦に心を...
1970年代

第三世代(1979)

・1977年のドイツ赤軍による誘拐事件を元にした映画・『秋のドイツ』(1978)という映画もこの事件をきっかけに作られたそうなので本作への理解を深めるためにもいつか観てみたいストーリー革命への理念を持たず、ただ目先のスリルだけを追い求める第...